仕事をやめて留学を決意するまでにはかなりのエネルギーを使います。その仕事が好きでも嫌いでも、仕事をしないと食べていけないわけで、特別な能力がある人は別として、ほとんどの場合その仕事をやめたからといって次がある保証はないわけです。
仕事をやめて留学しようかなんて考えているときには、「留学して英語がしゃべれるようになれば就職においても引く手あまたでは」、とプラス思考になれる日もあれば「いまどき英語なんかしゃべれたからってそんなに簡単に次の仕事がみつかるわけがないじゃん」と悲観的になるときもあります。
仕事の同僚や友達に話すと大抵は「やらないで後悔するより、やって後悔するほうがいいんじゃない」など気の利いたことを言ってくれますが、そしてそれは親身になって言ってくれていることなのですが、やっぱり賭けるのは自分の人生であってその友達の人生ではないわけです。いろいろな本を読み漁ったり、ネットで体験談を読んだりしますがそれも同じこと、結局いくら悩んだところで留学すべきか、このまま仕事にとどまるべきか答えは出なかったです。
だからあるポイントまで来ると、結局、”勢い”がものを言います。仕事をやめるときも散々悩んだ挙句、最終的には”えいっ”と飛び降りる感じで上司に辞意を告げました。留学先の学校にアプリケーションを送るときも”えいっ”という感じです。悩んでも考えても答えは出ないので、目をつぶって強引にやってしまうことが、僕の場合必要でした。そうしないと前にも後ろにも進めない感覚というか。
結果、留学して、もちろん後悔はしていません。(煙に巻くような言い方で申し訳ありませんが)留学して良かったのか、しないほうが良かったのか、その答えはいまだ出ません。でも留学中に体験したことや出会った人はそういうスケールでは計れないものです。そういう目に見えないもの、今までの観念では計れない価値観を手に入れ、そういう価値観があるということがわかっただけでも、留学してよかったなと思います。
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バンクーバー留学を決意するまで