というよりカナダのテレビ番組はほとんどアメリカから輸入されているらしい。
だから通販番組(インフォマーシャル)も充実している。中でもよくテレビで見かけたのは、シェフ・トニーという人がプレゼンテーションをする包丁セット。
もちろんシェフの格好で出てくるのだが(本物のシェフかどうかはあやしい)、背が小さく口ひげを蓄えなんとなく愛嬌のある姿とノンストップのおしゃべりでつい見てしまったことが何度となくあった。1日家にいてずっとテレビを見るとあちこちのチャンネルで目にする。
プレゼンもかなり笑えるので、つい買いそうになる(んなこたあない)。
包丁だからもちろん切れ味が最大のウリだとばかり、あらゆるものを切る。
トマトのような柔らかいものでもスパスパ切れるというところを見せるために、包丁をまな板に突き刺して、そこにトマトを押し当てるようにして切ったりする。
パンを切ったりタマネギを切ったりというところまではいいのだが、冷凍のアスパラを箱ごと切ってしまったり、鉄の棒をゴシゴシ切ってみたり、革靴のつま先をバッサリとやったりもする。挙句の果てには大工を呼んで、隣にプレハブのセットを作りその包丁で窓枠と電源コンセントのスリットを壁に切り抜かせたりしている。
たかだか$20何ドルで笑っちゃうくらいたくさん包丁がついてくるセットを売るのに、ここまで話を大げさにするアメリカ・カナダの通販が、僕は結構好きだった。
関連リンク - シェフ・トニーのウェブサイト(Miracle Blade III)
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シェフ・トニーの包丁セット