バンクーバーで歯の治療
2005-4-30/管理人/記事NO:43
バンクーバー滞在中に歯が取れた。結構大きな穴で放っておくには気になった。
ロンドンドラッグで歯に詰め物をするエマージェンシーのキットが売っていたのでそれでごまかそうとしてみたがやはりエマージェンシー用。
帰国までまだしばらくあったし、治療することにした。
学校の先生や友達などにどこかいい歯医者はないかと聞いて回り何件かに電話をかけてみた。
日系の医者がいるところもたくさんあって、そのうちのひとつを選んで予約をした。
その歯医者の名前は忘れたが、ダウンタウンから98Blineのバスにのり、Granvilleの橋を渡って最初の大通りであるBroadwayとの角にある。1階がChapter'sという本屋になっているのですぐにわかる。

さて予約を入れた日に行ってみた。
建物の中の雰囲気は日本の歯医者と対して変わらない。同じような機材が並んでいる。
担当してくれたのはチャイニーズ系のカナディアンの女の人。そして日本人の女の人が通訳を兼ねて助手につく。

治療方法そのものも根本的には日本と変わらないような気がするのだが、やり方が日本の100倍くらい丁寧。行き過ぎなくらい時間をかけて丁寧にやる。
説明しづらいのだが、たとえば奥から2番目の歯を治療してもらうとする。その歯だけを露出させるためにゴムでできた布みたいなのを人間の顔の半分くらいの大きさの枠にかけた器材を使う。口の周りにその枠を乗せ、真ん中のゴム布部分を延ばして治療する歯の部分だけ穴を開けてその歯に引っ掛ける。すると外から見ると口全体はゴムの布に覆われているのにその歯だけが露出して治療できる仕組み。
こうするとドリルから出てくる水や削りカスが口の中に散乱しないのだそうだが、治療中ずっと口を開きっぱなしなのであごが異様に疲れる。
麻酔のかけ方も丁寧で、痛みが完全に消えるまで決して治療に移ろうとしない。
4本注射を打たれたあとも完全には感覚は麻痺せず、先生が金属棒みたいので歯をカンカンたたくと多少痛みがあったのだがさすがに馬鹿らしくなって、効いてると嘘をついてそのままやってもらった。
つめてもらったのは銀色の義歯ではなく白い樹脂系の素材。目立たなく、半永久的な耐久力があるんだそうだ。最後に鏡で見せてもらうと確かにどこが治療された歯なのかまったくわからない。アメリカ人やカナダ人にとって白い歯は命らしく、薬局などでも歯を白くするためのグッズがたくさん売られているが、そんなことからもわかった。
そんな調子でやっているので1回の治療時間が1時間くらいは当たり前、僕の場合は2時間かかった。
予備診療と本治療で2回通ってCA$350くらい取られた。まったく、という感じだが保険も利かないし仕方ない。
一説によると日本の国民健康保険に入っていると帰国後、その歯医者で発行された領収書でリファンドが受けられるということを聞いたが確認はしていない。これから行かれる方は調べてみては?

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